ドクターメッセージ・チーム医療|田無北デンタルクリニック 西東京市田無町 小金井市 武蔵野市 

土日も診療 042-497-6745

東京都西東京市田無町3-1-16

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当院に集う、各分野の専門家をご紹介いたします。
治療に対する想い、人間性を感じて頂けたらと思います。

「インプラント・歯周病治療の匠」田無北デンタルクリニック 院長 木下陽介

歯科医師を目指されたきっかけは?

両親が教職員だったこともあり、高校2年生までは私も教職の道に進むことを考えていましたが、医療系にも進みたいという願望もありました。

色々と悩みましたが、最終的には、「自分が培った技術・知識を駆使することで、問題を改善させ、そして患者さんに『笑み』が生まれる医療という仕事。男の仕事として、人生を掛ける価値があると」と、この道を選択したことを今でも覚えています。

ターニングポイントはありましたか?

勤務医時代ですね。

私が最初に勤めた医院では、「すべてにおいて妥協のない治療」「すべての治療においてハイクオリティを」をモットーとしていましたので、まだまだ駆け出しの自分にとっては非常に荷が重かったのを憶えています。

多くの新人ドクターがその重圧に耐えかね辞めていきましたし、自分も多くの挫折を味わい、「もっと楽なところで働きたい」と思った時期もありました。

院長2

しかし、そもそも医療とは、おこがましくも人の体に介入するものですので、「楽な治療」は存在しない領域です。人間ですので100%は決してありませんが、常に100%を目指す努力を行わなければ、患者様にも大変失礼ですし、医療人として失格である。このようなことを院長先生の治療に対する姿勢、そして叱責の中から感じ取り、その時点から自分の診療に対する姿勢、思い入れが大きく変わりました。

診療スタイルはどのようなものですか?

「森見て木見る」

これが私の診療スタイルです。

少しわかりにくいと思いますので説明しますね。

問題のある部分だけの治療は「木を見る」治療です。

そして、お口全体のバランスを考慮して行う治療が「森を見る」治療です。

院長3

患者様にとっては、たとえば「虫歯になった歯だけを治療すればいいのでは?」と疑問に思うかもしれません。それも大切な治療ですが、それだけでは十分ではありません。

なぜならば、お口の中は非常に繊細なバランスの上で成り立っているためです。

歯の形・位置・咬み合わせ・舌の位置・頬の筋肉などなどのバランスですね。

どこかのバランスが崩れた場合、他のどこかにしわ寄せが来て、問題が生じてきます。

1本の歯が虫歯になり、お口全体のバランスを考えないで治療した場合は、かみ合わせや、咬合力に変化が生じてしまい、かぶせ物がすぐに外れてしまったり、他の歯に過度の負担がかかることで、虫歯や歯周病になってしまう事もありますので、常に全体のバランスを考えた診査診断、そして治療が大切になります。

患者様との接し方

まずは診査診断を行い、現状をしっかりと患者様にお伝えした上で、我々専門家の見解を、コスト面・期間・メリットデメリット等を加味しながら、複数の治療法をご提案させて頂いています。この時点まできて、はじめて「患者様との対話=カウンセリング=治療計画の摺合せ」がはじまります。

また、当院では可能な限り患者様のご要望に沿った治療を行っております。

院長3

例えば、本来であれば抜歯すべき症例でも、患者様が抜きたくないのであれば、しっかりリスクを説明した上でそのように対応することもあります。

しかし「100%の迎合」はしておりません。ダメな時は「ダメ」としっかり伝えています。大きな問題が生じることを確実に予測できるのに、そのまま見過ごすことはできませんので。

メッセージ

私の診療ポリシーの1つとして「再治療は行わないよう、1回の治療を確実に行う」というものがあります。「再治療」になってしまう原因は、もちろん患者様のお口のケアに問題があることもあるのですが、治療をした歯科医師側にも責任があるケースもあります。

歯科治療には、どんなに時間がかかっても、はずしてはいけないポイントが存在します。その部分は患者様が見える部分ではありませんので、手を抜こうと思えばいくらでも抜くことはできます。しかし、それをやってしまったら医療人としてというよりも、「人」として終わりですよね。意図的に患者様のお口の健康を危険にさらしているのですから。

私は「医療人」として、そして「人」として、患者様と真摯に向き合い、そして患者様の想いを感じ取れるドクターをこれからも目指していきます。

入れ歯の匠 田無北デンタルクリニック 副院長 木下册子

この仕事をしていてのやりがいは?

月並みですが、やはり自分の行った治療に満足して頂き、感謝の声を頂いた時ですね。

歯科医院の仕事は、患者様との関係性が密ですので、自分のとった行動に対して、良くも悪くもすぐに患者様からの反応があります。

お叱りの言葉を頂いたときは、すぐに改善し更なる向上を目指す。

感謝の言葉を頂いたときは、素直に喜び、もっと満足を感じて頂くために研鑽する。

ダイレクトに反応が来るだけ、緊張感もありますが、同時に自分自身を成長させられる貴重な場だと感じています。

今までで印象に残っている患者様は?

リュウマチを患っている患者様の総入れ歯を作ったことが印象に残っています。

口をほとんど開けることができない状態でしたので、作った入れ歯もお口に装着することが難しく非常に悩みました。最終的には入れ歯を分割することでお口に入れることができるようになり、その後は、何でも食べたいものを食べられる状態にまで回復しました。

副院長2

なぜ、この患者様が印象に残っているかといいますと、入れ歯を装着し、大好きな「たくあん」を食べた時の、本当にうれしそうな顔がいまだに私の記憶に残っているからです。

正直なことを申しますと、歯を失い、入れ歯になるとどのような不都合があるのかは、専門家の視点として理解しているのですが、私は入れ歯をしておりませんので、入れ歯の方のお悩みを心の底から実感することはできていません。

しかし、先の患者様の入れ歯を作成したことで、「自分の歯のように噛みやすい」ということは、歯を失った方にとってこの上ない喜びであるということを心から実感することができ、それと同時に、私達が担っている大きな責任・使命にも気づかされた出来事でした。

診療スタイルはどのようなものですか?

私の診療スタイルは、「自分のベストを押し付けるのではなく、患者様のベストを探っていく」というものです。

副院長4

ドクターと患者様の関係は、なぜか「上下関係」が自然と出来上がってしまうことがあります。「治療する人」が偉く、「治療される人」はそうではないという不思議な関係ですね。

これでは到底適切な治療は望めません。

適切な治療とは、「患者様のご要望」と、歯のプロである私たちの「適切な診査診断情報」が融合して初めて生まれます。

私たちは患者様と一杯お話しします。

そして、患者様も私たちに一杯お話しください。

ともに「適切」は何かを語り合いたいです。

「審美セラミック治療・インプラント・入れ歯の匠」デンタルデザインベイシス 代表 田淵譲(歯科技工士)

この仕事をしていての面白みは何でしょうか?

そうですね。「終わりがない」ということでしょうか。

入れ歯・かぶせ物・詰め物には、1個として同じものがありません。

毎回毎回、患者様のお口にあったオリジナルですので、常に新鮮な気持ちで打ち込むことが出来ます。終わりはありません。

またこの世界は次々に新しい材料、技術などが開発されます。

それらの情報にアンテナを張り、良いものは取り入れ、常に質の高い技工物を作る。

決して終わりはありません。

一見、「大変だ」「面倒だ」と思うかもしれませんが、私にとってはそれが面白いんです。

この仕事が大好きだから出来ることかもしれませんが(笑)

ゆずれない「こだわり」はありますか?

たとえ治療する歯が1本だけだとしても、お口全体のバランスを考慮に入れて技工物を設計するということです。

1本の歯のみに焦点を当てて技工物を作ると、お口全体のバランスが悪くなり、段々と咬み合わせも悪くなってきてしまいます。最終的にはそれが原因で虫歯・歯周病になってしまうこともあり、それらが進行し、抜歯になってしまうこともあります。

それではいけない。

弊社の名前は「デンタルデザインベイシス」というのですが、これは「お口全体のバランスを考えてデザインする」という私のこだわりを込めて名づけました。

技工士2

また、直接患者様にお会いして、お口の状態やご希望を伺うこともしています。

写真などをもとに作業するケースもあるのですが、やはりそれでは情報量に限界があります。

患者様と接することで完成形を生き生きとイメージすることもできますし、ご希望をお伺いすることで、一層患者様が求めているものを作り上げることも出来ます。

代表の目から見て田無北デンタルクリニックはどのように映りますか?

そうですね。

研鑽した技術で、良い物を患者様に提供したいという思いが非常に強いと感じます。

技工士3

歯科治療とは患者様に見えない部分が多々ありますので、手を抜こうとすればいくらでも抜くことが出来ます。

しかし、その見えない部分にどれだけこだわりをもって治療をしているかで予後の良し悪しが決まってきますし、その医院のレベルが分ります。

私のところでは田無北デンタルクリニック様だけでなく、他の歯科医院様の仕事も請け負っているのですが、他院様と比べてもクオリティの高い治療をしていると感じます。 

「歯科用麻酔(静脈内鎮静法)の匠」麻酔専門医 松本玲子

この仕事をしていての「やりがい」は何でしょうか?

松本1

幾つかありますが、患者様の「とても楽だった」「安心だった」等の言葉を伺う事ができた時ですね。

また、リスクの高い患者様ならば、担当ドクターが安心してオペに集中できるよう、その時々の侵襲を予測して麻酔の深度をある程度コントロールしていくのですが、患者様の状態や症例によってそのコントロールは違うものですから、専門家ならではのやりがいはあります。

「こだわり」をお伝えください

手術中は出来るだけ患者様と「手を繋いでいる」ようにしています。

これは、昔お世話になった麻酔の教授から教えて頂いた事で、その当時とても素敵な作法だと感じたことがきっかけで、私の1つのこだわりとして今も続けています。

松本2

患者様の顔には布がかかり視野が遮られていますし、器械が口に入って話にくくなりますので、腰や首等に痛みを感じたり、トイレががまんできなくなったりした時に手を強く握って頂く事にしています。

麻酔医になりたてのころは、手をつないでいると自由に動けないこともあり、握ると音の出るマスコットに何度か変えようかと思ったこともありました。

でも、患者様から「先生の手を感じて安心して眠れた」等のお言葉を頂いてしまうと、今更後には引けなくなりますよね(笑)

静脈内鎮静法に関して、何か読者に伝えたいことはありますでしょうか?

静脈内鎮静法とは、胃カメラ等でも使用する安全で副作用もない麻酔法です。

今まで歯科治療が怖くてできなかったり、持病があって治療ができるか不安だったりする方は、一度ご相談いただけたらと思います。

最後に読者に何か一言をお願いします。

お口の健康と全身の健康は密接に関係しています。

私が治療に立ち会う事で患者様に快適な治療が提供できればと思っています。

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